審美補綴歯科

歯並びや義歯など、審美についてお悩みの方へ。

当院では自費診療はもちろん、
保険診療でも審美的に配慮した自然な治療を心がけています。

こんな方におすすめ

かぶせ物・銀歯が気になる方
歯が抜けてしまった方
歯が欠けてしまった、削れて変形してしまった方
義歯（入れ歯）の金具が見えて気になる方

など、お気軽にご相談下さい。

補綴治療の素材について

虫歯の治療で歯を削ると、欠けたところができてしまうため、
かぶせ物（冠・クラウン）や詰め物（インレー）を作って歯を修復する必要があります。

修復に使われる補綴物にはいくつかの素材があり、
銀歯など一般的な保険適用の素材と、
審美性にすぐれたセラミックなどの自由診療（保険適用外）の素材があります。

当院で取扱っている補綴素材

ジルコニアオールセラミッククラウン

変色がなく、透明感のある白さが特徴で、
お口の中でほとんど目立たず自然な仕上がりになります。
また金属アレルギーの心配もありません。
適合性がよく、歯との隙間が出来にくいため、虫歯再発のリスク（2次う蝕）も低くなっています。

強度耐久性	材質	見た目
◎	ジルコニアセラミック	◎

虫歯の再発リスクの低さ	金属アレルギー	保険適用
◎	なし	なし

費用の目安	77,000〜110,000円

CADCAMクラウン

近年保険適用され、金属アレルギーの方にはおすすめです。
白いため、銀歯などに比べてお口の中に馴染みます。
しかし多孔質（吸水性）のある素材で劣化しやすく、強度・耐久性は強くありません。
経年劣化が起きやすいデメリットがあります。

強度耐久性	材質	見た目
✕	CADCAMハイブリッドレジン	◯

虫歯の再発リスクの低さ	金属アレルギー	保険適用
あり	なし	あり

費用の目安	5,500〜7,700円（保険適用3割負担時）

HR前装クラウン（前歯のみ）

HR前装冠（硬質レジンクラウン）は、金属のフレームに医療用の白い高強度プラスチックを張り付けて作られています。
犬歯までの前歯6本に人工の歯（差し歯）として使う場合、保険適用が可能です。
金属フレームの材料や、部位によっては保険適用外となります。
前側が白いプラスチック、内側が金属になり、金属アレルギーのリスクがあります。

強度耐久性	材質	見た目
△	合金＋プラスチック	△

虫歯の再発リスクの低さ	金属アレルギー	保険適用
△	あり	あり

費用の目安	5,500〜11,000円（保険適用3割負担時）

メタルクラウン（銀歯）

いわゆる銀歯と呼ばれるものです。使用する金属は銀合金、金合金、パラジウム合金などを用います。
非常に強度が高く、奥歯に使われることが多いです。
経年劣化で金属が溶け出して歯茎が黒ずむことがあり（ブラックマージン）、金属アレルギーのリスク、虫歯再発のリスクがあります。

強度耐久性	材質	見た目
◎	合金	✕

虫歯の再発リスクの低さ	金属アレルギー	保険適用
△	あり	あり

費用の目安	5,500〜11,000円（保険適用3割負担時）

金属アレルギーについて

銀歯や義歯（入れ歯）に使われる素材によって、金属アレルギーを発症することがあります。
金属アレルギーは唾液や汗によって、金属成分が溶け出し、イオン化することで、
口腔内の粘膜（人体のタンパク質）と結合し抗原（アレルギーの原因）となって起こります。
現在金属アレルギーの無い方でも、後々アレルギーが起こる場合があります。

ジルコニアオールセラミック、CADCAMクラウンでは金属を使用していないため、
金属アレルギーの方、アレルギー症状に不安のある方におすすめです。